2023年10月某日、東京都杉並区から秋田県能代市へ住民票を移すため、転出と転入の手続きについて「よっしゃやるぞー」と意気込んでいました。まずは杉並区からの転出。杉並区役所本庁はいつも人で混雑しており並んでいる待ち時間の方が長いことで有名で、(杉並区に限らず、東京都はどこの区役所も待ち時間が長い…。)区役所ホームページにもまさにその案内文が出ていたので、指示通り、最寄りの区民事務所へ。
区民事務所はそれほど混んでおらず、2人ほど私の前にいたようですが、比較的すぐに順番が来ました。
窓口では「はい。こちらの用紙に転出の日付と転入予定日、あとは現住所と新住所をお願いします。マイナンバーカードお持ちですか?」といわれたので、カードを提出し、ぺら一枚の用紙にその場でかきかき。。。用紙を渡しました。
「ではあとはマイナンバーカードをご持参のうえ、新しい居住先の市役所窓口へ行ってください。これで転出届は終了です。」とのこと。
「え!これでもう転出届けは終わりですか!」と思わず聞くと、「はい。」とのあっさりした返答。
「なお、杉並区の健康保険証は転出日で切れますので、転入先の市役所にはお早めに行ってお手続きください。新しい保険証をもらえます。それが終わったら、期限切れの保健証は、こちらの封筒に入れてお戻しください。これで以上になります。」
と、杉並区役所宛の無料封筒を最後に渡されて終了。
(転出届手続きのなんとあっけないことだろうか。8年住んだ杉並区を出ていくというのに、わりとあっさりないもんだな…)と思いました。
その翌々日、元気よく能代市役所へ。平日早朝ということもあってか、待ち時間はゼロ。
「転入届をしたいんですが」と伝えると、入口ではスムーズに窓口案内されました。マイナンバーカードを提出すると、窓口担当の方は、てきぱき手続きを進めてくれました。安心感がある! 必要書類に新住所などの必要情報をかきかき。。。そしてここの窓口に座ったままで、いっきに健康保険証の発行、印鑑登録までワンストップで完了。およそ20分くらいで全部済んだのではないだろうかと思われます。
杉並区を転出する前は、なんとなく転出転入の一連の処理に対して面倒なのではないかと、勝手に想像していたんですが、全くそんなことはなく、全てあっという間に済んでしまいました。気分的にもあっさりしたものです。
市役所の帰りに、能代警察署の運転免許住所更新窓口に寄り、住所の変更届を。こちらも5分で完了。
さらにその帰りに銀行で新規口座の開設も。こちらもほとんど待ち時間なく、10分くらいで完了。
「これは住みやすい!なんと仕事のはがいくことかっ!(スピードに乗って進むこと)」。
帰りの自転車のペダルも軽やかだったし、真っ黄色に色づいた銀杏もきれいな秋の日のことでした。