今日は成人の日。朝から雪が降っており、あの晴れた正月の日々との別れを感じる。つかの間の晴れをエンジョイすることはできたので、もう悔いはない。
ありがとう、さようなら雪のない2024年の正月。そして、おかえり日本海側の雪。
「ああ、やっぱりそう甘くはないよな・・・」と思いながら朝食後、雪かきをしに玄関へ。暴風で雪は舞っているのに太陽が出ている、本当に日本海側の冬の天気は難しく対処しづらい。・・・いや、まてよ。むしろこれがスタンダードで、私が東京に長く居たせいで、身体感覚が鈍っているだけかもしれない。そうだ。素晴らしい自然現象じゃあないか!と思い直そう。
そんなことを一人考えながら、長靴をはき、手袋と帽子を装着。
ふと見ると、東側から朝日が差し込んでいて、ちょうどいい感じだ。
玄関に掛けてある「〇無事」という書。生前父が、「これを見ると、家を出るときに無事に行ってこようと思うし、帰って来た時も、よし今日も無事に帰って来たぞと思うから、ここに掛けておく」と自慢げに楽しそうに玄関の壁につるしていたのを覚えているので、私たちもその父の習性にならっている。
玄関から差し込んでくる朝日と「無事」がなかなかいい感じだったのでパチリ。

そんなことをしているうちに、あっという間に日は陰る。「そうだった、、、雪かきね。」
庭に出るとやっぱり車は雪まみれ。


そして雪もかいてもかいてもすぐに地面が見えなくなるほど降ってくる。
もうこの辺にしておこう。昼にまた日が出ることを期待しながら、今朝の雪かきは短時間で終了。
その後、玄関の掃除を今年に入ってからしていない、ということに気づいた。うちの玄関には、父が中国に行ったとき買ってきた兵馬俑の置物2体、沖縄に行って買ってきたシーザー2体、その間にヒスイのコブタちゃん1体、兄がイースター島で買ってきたモアイ像の木彫り1体が、玄関で番をしている。私は彼らがとても気に入っているので、たまに磨いているのだが、正月休みはなんだかんだと怠ってしまっていたので、あらためて掃除。
そして、ふとさっき朝日が差し込んでいた時に撮った写真を見て気づいた。玄関にはドライフラワーは置いてはいけないとされている風水の法則にさからって、「ん?なんかいるな」と、存在感ある黄色のスターチスのドライフラワーに気づく。
何となくいい感じと思ってスルーしていたけど、南天さんと交代。

うっかりしていると、たまにこういうことが起きる。やっぱり油断をしてはいけないのだ。
玄関掃除も人生も同じだな、と思う3連休の祝日。