地域おこし協力隊活動内容ブログ「Finding NOSHIRO」をUPしました。

2023年11月1日より、秋田県能代市の地域おこし協力隊「観光推進」の担当者として活動を開始するにあたり、活動内容をできるだけ多くの方と共有できるよう、ブログサイトを用意しました。今後、能代特産品料理にまつわる動画コンテンツチャンネルも用意していく予定です。よろしくお願い申し上げます。

観光推進の担当者として、「観光」のキーワードを入口にして、能代地域活性・人口増加のため、主に次の内容に特化して取り組んで参ります。

1.「自然食」と「健康」を主軸にしたツーリズムコンテンツの開発

能代地域をはじめとした秋田県北エリアは、白神ねぎをはじめ、みょうが、じゅんさい、とんぶり、きのこ、山菜など、美味しくて栄養豊富な農産物、珍しい植物の宝庫です。また、藤里町では羊肉、能代・二ツ井では馬肉、鶴形では牛肉と、比内地鶏にも負けずとも劣らない貴重なブランド肉も存在しています。
しかし、これらは全国にドカンと流通するほどの大量生産はしていないため、地元民しか知らない、いや、地元民でさえ特に意識していないかもしれない状況です。
これらの特産物を活かし、「来てくれた人には食べさせてあげよう、ふっふっふ。。。」という戦略で、能代二ツ井八峰三種、そして藤里北秋田大館のみなさんと一緒に、私たちの食文化を磨き上げて伝えていきたいと考えています。

2.能代(近郊含む)出身者へターゲットを絞った交流の場や回帰イベントの提供・提案

都心部でリモートワーク可能な企業勤務やフリーランサーとして働いている単身世代層・ファミリー層向けに、休暇期間でふるさとの魅力再発見できるような長期滞在プランの考案と案内・誘致をおこなっていきます。地元出身者で都会に流出してしまった人材を、夏休みに帰ってくる機会を利用して、ちょっとずつ呼び戻すという戦略です。
・懐かしの風の松原鍋っこキャンプ、
・バスケイベントやサブマリンスタジアムで野球レク、
・ぶらり五能線の旅スタンプラリー、
・旧料亭金勇でお父さんとお母さんは日本酒利き酒研修会、こどもは自然エネルギーのまちの施設見学(火力・風力・JAXA、etc)

実際に上記のような草案を元に、「どういった内容であれば夏季休暇等を利用し、長期滞在してもらえるか」について、能代在住者と都内在住者で相談し、作り込んでいきたいと思います。夏の定例イベントや祭りの日程の前後にこのような取り組みのイベントを入れることで、「来年もまた来よう」→「長期滞在しよう」→「2拠点生活にしよう」→「そろそろ住んでもいいかもな」となるよう、静かに盛り上げていきましょう。

3.洋上風力発電視察・観光のための動線づくりと宣伝PR

能代市における当面の本題観光ターゲットは、風力発電を検討する行政官、地方自治体職員、議員に絞った形のプランということが把握できたので、エネルギー産業政策課や能代観光協会と一緒に考え、私ができることを協力していきたいと考えています。

また、県外(特に都心部)の小・中・高校生とその親御さんや学校をターゲットとして、夏休みのエネルギー研究、SDGsの取り組みキャンプに、それぞれの地域における土地の活用方法や風の松原、風力発電、火力発電について学び、白神山地も探訪などのプランを足し、8月のJAXAロケット場の見学やイベントとの抱き合わせで、能代生活を楽しんでもらうような滞在中の行事を考えていきたいです。

 

最後に、わたしたち地域おこし協力隊とは何なのか、管轄する総務省の説明を用いておさらいしておきたいと思います。

”都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組”

現在ではその自治体が力を入れる分野ごとに、さまざまな担当枠がありますが、地域おこし協力隊の役割の基盤はこの通りですので、市民としてできることをしっかりやっていければと思っています。

 

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