7月、8月と、こちらのHPの更新をしないまま過ぎて行った夏。9月6日現在、まだまだ暑いけど、朝晩はもうだいぶ涼しくなりましたね。社会人になってからは一回もこんなに夏の秋田を堪能したことがなかったので、今年はかなりあっという間に、祭りや行事でいっぱいの夏を過ごすことができました。来年はしっかりと、祭り&夏行事予定を事前予習して臨もうと思いました(笑)。
うっかり忘れてしまわないよう、7月、8月の能代山本地域&秋田の観光行事について、視察できたものを期しておこうと思います。
7月
■7月6日(土)~7日(日)、能代港大森ふ頭用地(能代港4万トン岸壁)を会場に「のしろみなと祭り2024」が開催されました。
ブルーインパルスによる飛行展示、隊員による記念撮影・サイン会、海上自衛隊大湊音楽隊ミニコンサートなどの行事のほか、屋台村、キッチンカーが並び、大変な賑わいをみせていました。海上自衛隊護衛艦の一般公開なども行われ、正直、こんなに人がいっぱい集っている能代港を見たのはこれがはじめての経験でした。


■7月11日(木)、今年初旬に組子細工をトライしてから、個人的にかなり気になっていた大栄木工様の工場を視察させてもらいました。素晴らしい実績の数々で、木都能代を代表している案件が多数・・・。圧巻です。

■7月19日(金)~7月20日(土)、第3回水素社会構築に向けた液体水素利用シンポジウム 〜秋田・能代で育む 未来の液体水素技術〜の会合に参加してきました。はじめてJAXA能代ロケット実験場の敷地内に入って見学することができて良かったです。この二日間で学べたこと、感じたこと、知り合った方々、本当に自分の中で有意義なイベントとなりました。どこかのタイミングで別途お伝えできることがあるといいなあと思います。懇親会が花火大会に連結していたことが、最大のポイントだったかと思いますね。


■7月24日(水)番外編、愛知県半田市にある日本酒の蔵元「敷嶋」さんへ弾丸で訪問。現在の当主の方が同世代で、どうやって一度廃業した家業を再興させたのか、どうやって資金繰りしているのかなど、個人的に気になっていたことを、ここぞとばかりに、めっちゃ聞いてしまいました(笑)。残されている建造物も、新しくリノベーションしたところも、違和感なく融合されており、すごく素敵な場所でした。日本酒とのペアリングが楽しめるお料理メニューも最高です。すごく参考になりました。



8月
■8月2日(金)の天空の不夜城。私が能代にいた頃には無かったイベントです。能代に戻ってきてから、いろいろ賛否両論聞いていたので、さあ果たしてどういうもんかなと、いろんな意味でその実態に興味がありました。景観としてはとても美しく圧巻でした。人手も多く賑わっていたような気もします。が、私個人的には外から金を運んでくる算段をどうつけるのかを具体的に議論し、実行しない限りは、「現状維持」からの衰退を待つ運命は避けられないので、不夜城に限った話ではないのですが、続けるのならばそれなりの人材を用意せんとあかんなあ、ということを改めて認識する良い機会となりました。

■8月6日(火)の秋田市竿燈まつり。竿燈も、実は生まれてはじめて見ました。これは面白いなー。技の競い合いって、祭りにおいて重要なものなのだろうなと思います。勝負も。大曲の花火もそうですよね。全国花火競技大会ですもんね。やっぱりそういう向上心とか、「来年は!」あるいは「来年も!」とかいう、駆り立てられる何かがないと、わざわざ継続して継承して行けないっすもんね。アイデンティティだけじゃなく、団結力も必要になってきますし、こういう流れの祭りって、存続しやすそうだなと思いました。ちなみに、竿燈って結構倒れてくる危険性もあり、危ないのかなと思っていて、もっと規制はられて遠目にしか見れないんじゃないかなと勝手に思い込んでいたのですが、みんなこんなに近くで上げるんですね(笑)。控え目に言って、最高のお祭りでした。




■8月25日(日)、夏休み最後の日。(秋田県は夏休みが短い。そのかわり冬休みが長い)三種町の釜屋浜に行って「サンドクラフト2024」の砂像を見てくることができました!曇りでしたが、そのくらいがちょうどいい。浜辺で太陽を浴びるのはキツイ年頃です(笑)。あらためて、砂彫刻の面白さを実感しますね。1年1回、このシーズンは、この浜も賑わいをみせる様子。いいなあ。やっぱり砂浜でこういう試みができるというのは大事なことですね。ちょっと来年出たいなあ。


