2024年1月5日~7日まで、秋田市文化創造館にて、「第64回秋田県児童生徒美術展」が開催されました。
能代山本地域の子どもたちの作品はもちろん、県内の小中学生が制作した絵画や版画、立体作品など1091点が展示されており、県内の子どもたちのこれからの未来や芸術活動についても考えさせられる、大変良い機会となりました。
どれも素晴らしい作品。表現力の豊かさ、うらやましい限りです。この子たちが将来的に全員秋田県内にいてくれたら、最高に楽しいことになるだろうなと思わずにはいられません。
いきいきした作品をみているうちに、私は自分自身の小中高時代を思い返していました。
いつのころからか、美術や工作の時間は無くなり、受験勉強だけになる。テストを解くだけのために勉強しなくてはならない毎日。
高校受験がせまった中学校3年の頃には、理科の実験や社会の地元産業見学などの機会は無く、高校生になってからは大学受験用の勉強に全て奪われてしまっていました。
ーーあれから30年、今はもうそんなことをやっている時代ではないーー。この子どもたちの想像力、表現力は、いったい何のためにあるのか?
そう考えると、これから私たちがもっともっと力を入れねばならないことが何なのかがくっきりと浮かび上がってきます。
ちょうどこちらの館長のメッセージを読み、大変共感しました。
この日、文化創造館では、子どもたちの休憩場所として、このポールとビニールで組み上げたドーム状のスペースも出来上がっていました。
室内テント、という言い方もできますが、この日は風が強く、玄関の扉が開くたびに冷たい風も一緒に入ってきていたので、ちょうど風よけのスペースが確保されているような形になり、そういった面でも「こういうのでいいんだよな~」という発見もできました。
向かい側にはちょうど「ミルハス」。さすが秋田市。
絶好のロケーションです。秋田市文化創造館から、いろいろなヒントもらうことができました。
秋田市文化創造
https://akitacc.jp/