農業イベントを身近に~気軽に行ける感じがGood!ファーマーズ&キッズフェスタ2024

農業と子どもの元気が日本を元気にする

ファーマーズ&キッズフェスタのスローガンは、”~農業と子どもの元気が日本を元気にする~”。

日本のプロ農業者が集い、子どもと農業をつなぐ架け橋として、都会の子どもたちに元気なにっぽん農業を発信するイベント。

あきたこまちと白神ねぎのおじや研究の傍ら、3月2日(土)~3日(日)に東京代々木公園で開催された「ファーマーズ&キッズフェスタ2024」のイベントを見学してきました。

本イベントでは、日本のプロ農業者が集い、こだわりの新鮮な農産物や食材を、代々木公園イベントスペースにて情報発信し、ワークショップ等を通じて子どもたちにふれあってもらうというもの。

入場は無料で、土日ということもあり、多くの家族連れでにぎわっていました。

 

全部で56の展示出展ブースがあり、中でも長蛇の列をなしていたのが、「ISEKI」の農業用機械に乗って写真撮影ができる井関農機株式会社の展示広場。

普段東京で生活してると、全く見ることはないであろう田植え機や稲刈り機。小さい子どもにとっては、この初めて見る巨大な乗り物に、乗ってみたい!!という好奇心が湧くのだろう…男女関係なく、本当に並んでるな~…代々木公園に展示されると、農機具がこんなに大人気だなんて。

「ぜひうちの田舎に遊びに来たら良いですよ」と、声をかけたくなります(笑)。

 

ブロッコリーの収穫体験、しいたけの収穫体験など、普段都会で生活する子どもたちが「野菜はどうやって収穫されるのか?」について、じっくり見て触れることができるので、こういう機会はぜひもっと増えると良いなあと思いました。大人でも「へーなるほどなー」と思うことが多い!

 

そして、我らが白神ねぎのライバル(!?)のうちの一つ、大分産の味一ねぎさんのブースにもお邪魔してきました。大分味一ねぎは、「小ねぎ」に分類されており、長ネギの白神ねぎとは、ちょっとすみわけがされている感じです。確かに、白神ねぎは、白い部分のサクサクとした歯ごたえと甘みが特徴ですが、こちらの大分味一ねぎは、主に青い部分がほとんど。小ねぎ、万能ねぎとして有名ですよね。

そんな大分味一ねぎさんですが、近年はねぎを主役にしたレシピづくりに力を入れているそうです。これには非常に共感!

やはり、どのねぎ産地さんも、同じ課題に取り組んでいるんですね。私も負けずに(←負けず嫌いw)白神ねぎレシピを増やしていきたいと思いました。

頂いたねぎしゃぶポン酢。もちろん、ねぎ大好きの私には、とても美味しいのです。しかし、豚バラ肉が入っているので、心の中では「ねぎのみで勝負せんかーい!」と思ってしまうマニアックさを表に出し過ぎないよう、笑顔で全部美味しく頂きました。やっぱりさ、青ネギは小さくて食べやすいというのはありますよね。うん。新鮮でおいしかったです。

そのほか、米の作り方と農業機械の進化を学びつつ、ミニブロックで赤いトラクターを作り、お持ち帰りできるという、子どもたちがトラクターへの愛着が湧くであろうワークショップも開催されていました。

場所が代々木公園イベントスペースということもあり、家族連れはもちろんのこと、たくさんの人がのぞいて行ける環境での展示ブースになっているので、つねににぎやか。

帰りは、春爛漫にさしかかろうとしている東京都心の空気を久しぶりに満喫することもできました。

近い将来、こういったイベントにどんどん参加できるくらいの力を付けて行ければ良いなあ、と、個人的にも収穫のあった良い視察になりました。

 

代々木公園からイベントスペースへ向かうデッキの通路。やっぱり都会だねえ。

もう早咲き品種の桜が満開です。

花壇もパンジーたちがいっぱいでした。東京は、秋田よりも春が1ヶ月くらいはやいですね。

 

PAGE TOP