2023年11月7日(火曜日)、「Akita de Workation College ~Workshop in 北秋田市~」に参加してきました。(主催秋田県、運営・事務局 ANAあきんど株式会社秋田支店)
場所は、今話題の阿仁比立内がっこステーション。(がっこステーション✨のインスタ)
若者の人口流出率が止まらない、、、秋田県が抱える大きな問題を、何とか解決していこうと日々奮闘しているスタッフの皆様と出席者の皆様とで、「がっこづくり」と「漬物文化継承」の二軸を中心に据え、丸1日ワークショップを行うという、私としてはかなり「ピン!」とくる内容のワークショップに参加することができました。個人的なことを言わせてもらえば、地域おこし協力隊に着任してからまだ1週間。上小阿仁、三種町、大館、北秋田で活躍している協力隊の方々や、秋田県の移住・定住促進に携わる皆様と直接お会いしてお話する時間を持つことができ、一石二鳥の会となりました。
(途中、内陸線の車両がやってくるたび、みんなで手を振る✨ なんともあたたかい駅舎連結のがっこステーション)
実際に北秋田市で合同会社Aniqueを運営されていらっしゃる地域コーディネーターの斎藤さん、佐々木さん、そして全国各地で地方が抱える課題解決に取り組んでいるアドバイザーの森重さんのお話は、共感する点が多々あり、私もあらためて「がんばろう」とパワーをもらうことができる内容でした。
実際に出席者の皆さんで各グループにわかれ、「発酵文化をリメイクする」をテーマにZ世代にささる漬物レシピ、味や見た目、売り方のプロモーションなどをブレストしながら考えていきます。
(私の参加チームは「グループC」。販売のターゲットは東京の女子高生。食べてもらうシーンは放課後に友達と。できるだけたくさんのアイデアを、チームのみんなで出していきます。)
移住定住促進のための重要ステップ
すでに2拠点生活や移住生活を実践している人にとっては馴染みがあるであろう「ワーケーション」という言葉。コロナ禍を経てより浸透してきたように思います。しかしながら、まだまだ都市部の大企業や、受け入れる側の地方側でも、「のんびりそんなのやってはいられない」というところも多いのかもしれません。しかしながら、都市部から地方部への関係人口を増やす試みは、移住・定住のハードルを越えて行くための前段のステップとして、重要な位置を占めるものです。まずは(例えば食品大手)企業等が、「がっこづくり」「漬物文化継承」等の地方文化を知るため、企業研修等の一環として実際に比立内がっこステーションに来て、このような体験をし、近隣地域の自然や人々とふれあう機会が増えててくれるようになるなら、大変に素晴らしいことだと思います。地域活性が成功しているといえる事例になるのではないでしょうか。
(一皿でいろんながっこが楽しめるがっこバイキングを用意してくれた地元のお母さんたち、本当にありがとうございました!)